キャリアステップ・教育研修・資格

高槻ライフケア協会では、働く“やりがい”を感じ、介護のプロとしての道を歩んでいけるように、1年後、3年後、5年後…と、職員の成長を丁寧にサポートします。当法人は介護福祉の知識やスキルがまったくないゼロからスタートした未経験者の方々を丁寧にサポートしています。当時、未経験だった者が、キャリアアップし、管理者や主任として活躍しています。長年培ってきた人財育成のノウハウと経験を通じて、あなたの成長を見守りながらサポートします。

Step1 1年目

新人研修

入職式後に新人研修を行います。社会人としての心構えやマナーを身につけるとともに、基本的な緊急時の対応方法、事故予防、介護技術など知識やスキルを学びます。介護技術では食事の介助、ベッドから車椅子への移乗、衣服の着脱などの基本スキルを研修します。取りわけ介護用のオムツを、自分が着けてみると皆さん好奇心の満ちた表情です。

介護職員

介護の基礎を学んだ後、職場に配属されます。
配属先では先輩職員から指導を受けながら(プリセプター制度)、現場の仕事の手順や流れを少しずつ覚えていきます。
無資格の方は、入職した秋に「介護職員初任者研修」の資格を取得します。

プリセプター制度

約1年間にわたって、先輩職員(プリセプター)が新人職員をマンツーマンで指導します。先輩のサポートを受けながら実際の現場で様々な業務に携わり、必要な知識・技術等を身につけます。
プリセプターは、仕事や生活の悩みも気軽に相談できる、家族や部活の先輩のような存在です。

Step2 2~3年目

高槻ライフケア協会では、3年目をキャリア形成の最初のステップアップ時期と考え、各事業所・職場に配属されている同期が集合し、研修を計画しています。これまで経験してきた仕事を振り返り、成功談・失敗談などを互いに共有し、次へのステップアップとしています。研修を経た職員は、同期の話を聞いて刺激を受け、仕事への誇りと励みを胸に職場へ戻り、意識が成長して周囲によい影響を与えています。

Step3 4~5年目

グループリーダー

各施設では、フロア全体を管理する主任の下で、フロアリーダーとして、一緒に問題解決しながら業務を推進する役割を担います。
また、訪問介護事業所では、サービス提供責任者の下、ケアマネージャーが作成したケアプランに基づいて訪問介護計画書を作ることを学び、計画通りしっかりサービスが提供されるよう、コーディネート業務全般ができるように学んでいきます。
さらに様々な高齢者サービスの現場を知り、ステップアップするために、定期的に職場ローテーションを実施します。

リーダー研修

各部署でリーダーとして活躍していただくために、リーダーとしての考え方、スキルを学びます。

Step4 7~8年目

介護職員(主任)
サービス提供責任者
ケアマネジャー

●小規模多機能型居宅介護施設では、フロアの運営をマネジメントするほか、新規ご利用者様の入所相談および契約、教育研修や勉強会の企画立案…等々、様々な仕事に携わります。

●訪問事業では、サービス提供責任者として、ホームヘルパーを取りまとめ、指導することも重要な仕事です。ご利用者にふさわしいヘルパーを選定して配置し、要望を確認して実務に就いてもらう、など、職員の管理を行います。
ご利用者とのやりとりなどで担当ヘルパーが悩むときは相談にのり、問題解決のためにご利用者やご家族と話し合うこともあります。ヘルパーの指導をし、スキルアップを促したり、意欲を高めるよう支援することもします。
定期的に職場ローテーションを行い、異なる施設やサービス部門にも携わることで、専門職として幅を広げられるのも、高槻ライフケア協会ならではのキャリアプランです。

●ケアマネージャー(介護支援専門員)は、介護を必要とする方が介護保険サービスを受けられるように、ケアプラン(サービス計画書)の作成やサービス事業者との調整を行う、介護保険に関するスペシャリストです。
ケアマネージャーになるためには、介護支援専門員実務研修受講試験に合格する必要があります。試験の受験資格は、指定業務を5年以上かつ900日以上経験することで得られます。試験に合格した後、研修を受講して修了し、ケアマネジャーとして登録され資格証の交付がなされると、ケアマネジャーとして勤務可能です。

管理者

次のステップは、施設長など施設全体の管理運営をマネジメントする役職です。学校でいう学校長、ショッピングセンターならマネージャーという役職でしょうか…
施設全体、事業部の予算管理や労務管理、施設メンテナンス管理等々、経営に直結する多岐にわたる仕事に取り組んでいただきます。

バイザー研修

身につける具体的な仕事内容は、複数の医療・福祉サービスや、施設間と連携をとって、ご利用者の利便性を図ることや、現場で働くスタッフの指導などです。そのため、より深い専門性の追求、管理者としてのあり方を探求し、2ヶ月に1度、各施設からバイザーが集合して研修が開催されます。

全職員対象プログラム

職場ローテーション

多彩な障がい者、高齢者サービスを展開しています。
様々な施設やサービス分野で経験を積むことは、キャリア形成にとって非常に重要です。同じ法人で働く多くの職員との出会いと交流、ご利用者へのお世話は、よい刺激となります。そこで計画的な職場ローテーションを実施しています。豊富な経験を積み、成長の礎としてください。

メンター制度

知識と実務経験を持つ先輩スタッフの『メンター』が、経験の浅い後輩スタッフである『メンティー』の抱えている問題や課題を対話によって解決に導き、その成長を促します。信頼関係の構築の効果も期待でき、一般企業のみならず介護現場でも導入が進んでいます。

家族的コミュニケーション教育制度

高齢のご利用者、体の不自由な方と接する私たちは、豊かなコミュニケーション能力が求められます。そこに気負いあると相互理解ができません。気負わない等身大の自分が自然体で誰にでもコミュニケーションが図れるよう学んでいきます。共に働く職員同士が、互いに支え合い、共に成長していく教育制度です。